棧温泉(読み)かけはしおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「棧温泉」の意味・わかりやすい解説

棧温泉
かけはしおんせん

長野県木曽(きそ)郡上松町(あげまつまち)にある温泉。木曽谷の中心木曽町福島の南方中山道(なかせんどう)の史跡木曽の棧に隣接する。1955年(昭和30)の開湯。木曽川清流に臨み、両岸は山が迫る。泉質二酸化炭素泉で、わかし湯。JR中央本線上松駅からバス10分。近くには棧のほか、いくつかの句碑があり、渓谷美に恵まれている。

[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android