棧温泉(読み)かけはしおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「棧温泉」の意味・わかりやすい解説

棧温泉
かけはしおんせん

長野県木曽(きそ)郡上松町(あげまつまち)にある温泉。木曽谷の中心木曽町福島の南方中山道(なかせんどう)の史跡木曽の棧に隣接する。1955年(昭和30)の開湯。木曽川清流に臨み、両岸は山が迫る。泉質二酸化炭素泉で、わかし湯。JR中央本線上松駅からバス10分。近くには棧のほか、いくつかの句碑があり、渓谷美に恵まれている。

[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android