森列(読み)しんれつ

精選版 日本国語大辞典 「森列」の意味・読み・例文・類語

しん‐れつ【森列】

  1. 〘 名詞 〙 おごそかに並ぶこと。また、つらなり並ぶこと。
    1. [初出の実例]「万物森列、在天地之中」(出典:艸山集(1674)二)
    2. 「六十余州に星羅森列せる譜代外様の諸侯」(出典:薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩気質)
    3. [その他の文献]〔李白‐古風詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「森列」の読み・字形・画数・意味

【森列】しんれつ

ずらりと並ぶ。清・劉大〔浮山記〕其の旁らに怪石森列す。獅(子)の如く、象の如く、鸚武(あうむ)の如く、~甚だ衆(おほ)し。名すべからず。

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