日本歴史地名大系 「森吉村」の解説 森吉村もりよしむら 秋田県:北秋田郡森吉町森吉村[現在地名]森吉町森吉西流して阿仁(あに)川に注ぐ小又(こまた)川中流域、源五郎(げんごろう)岳(五五九メートル)の東南麓に位置する。享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」に「先には森吉猟田桐内村と云、改に改名。五十二軒」とみえる。同書による支郷は「惣瀬十九軒、向猟田六軒、アマツバ三軒、トチ内二軒、サク淵二軒、深渡四軒、小滝八軒、向小滝三軒、新兵衛一軒、ヲナキ内二軒、湯野代三軒、平太二軒、砂子沢十軒」の一三ヵ村。天津場(あまつば)・深渡(ふかど)は貞享元年(一六八四)、砂子沢(すなこざわ)は天和二年(一六八二)、トチ内(ない)正徳元年(一七一一)、向小滝(むかいこたき)同四年、平太(へいた)享保元年、ヲナキ内(ない)同二年、湯野代(ゆのだい)同五年に開発されたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by