森末村(読み)もりすえむら

日本歴史地名大系 「森末村」の解説

森末村
もりすえむら

[現在地名]瀬戸町森末

寺地てらじ村の北東にある。東の吉井川と西のすな川の中ほどで、孫谷まごたに(二〇〇メートル)南麓の村。慶長一〇年(一六〇五)備前国高物成帳(備陽記)物理もどろい保に村名がみえ、寛永備前国絵図では高三五四石余。「備陽記」によれば山寄り集落で、岡山京橋(現岡山市)まで道程四里一一町、田畠三二町六反余、家数四九・人数二七六、池八。天保年間の「磐梨郡三組手鑑」では直高六五〇石余、蔵入と家臣五名の給地。田高二七二石余・一五町六反余、畑高七五石余・六町七反余、物成合計二〇一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android