椎塚村(読み)しいつかむら

日本歴史地名大系 「椎塚村」の解説

椎塚村
しいつかむら

[現在地名]江戸崎町椎塚

高田たかた村の南に位置する。江戸時代は天領で、元禄郷帳の村高は八一六石余、幕末は八五三石余(各村旧高簿)。元治元年(一八六四)の「天狗騒動聞見録」(桜川村郷土史資料)によれば、当村など一二ヵ村が水戸天狗党の取締を仙台藩の龍ヶ崎陣屋へ愁訴している。

中央の台地中腹に曹洞宗の円通山徳昌とくしよう(本尊如意輪観音)があり、徳昌寺の北側の台地に旧村社諏訪すわ神社(祭神建御名方之男命・八坂刀売命)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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