日本歴史地名大系 「江戸崎町」の解説 江戸崎町えどさきまち 茨城県:稲敷郡江戸崎町面積:五三・五七平方キロ郡のほぼ中央に位置し、東は桜川村・東(あずま)村、西は龍ケ崎市・牛久(うしく)町、南は新利根村、北は阿見(あみ)町・美浦(みほ)村と接する。町の北部は台地で野菜栽培や園芸・畜産が行われるが、町の南側から北東に流れる小野(おの)川や小野川に合流する花指(はなさし)川・清水(しみず)川、また新利根川・高橋(たかはし)川の周辺は水田地帯で、米作や蓮根栽培が行われる。小野川流域は低湿地帯で、水害の被害も大きかったため、昭和一四年(一九三九)から同三二年にかけて江戸崎入干拓が行われ、同二五年からは乙戸(おつと)川との合流点下流の改修工事が行われた。また小野川の遊水池として羽賀(はが)沼もあったが、同三九年以降に干拓され、干拓地には県外からの入植もあった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by