検案書(読み)ケンアンショ

精選版 日本国語大辞典 「検案書」の意味・読み・例文・類語

けんあん‐しょ【検案書】

  1. 〘 名詞 〙 医師の診察を受けないで死亡した者について、その死亡を確認するために医師が出す証明書。死体検案書
    1. [初出の実例]「都合二十一名の死体は〈略〉一々之を並べ、即時取調べに着手し、出張医師は其の場に於て検案書を作り」(出典:風俗画報‐二二七号(1901)災異門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android