出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…妊娠時期にかかわりなく,胎児が母体から完全に排出または娩出される以前に死亡している分娩をいう。したがって,出生時瞬時でも呼吸,心拍動,臍帯(さいたい)拍動,随意筋の運動など生きている徴候がみられた場合には,たとえ生存不可能な程度の未熟児や奇形児であっても生産児であって,死産児ではない。死産には自然死産と人工死産がある。合法的な人工死産とは,医師によって行われるもので,胎児の母体内生存が確実なときに,母体保護法に基づくか,母体保護法の適応外でもっぱら母体の健康保持を目的として,胎児またはその付属物(病的付属物を含む)に加えられた措置ならびに陣痛促進剤の使用による死産であり,その他の人工死産はすべて非合法的なもので堕胎罪となる。…
…すなわち,(1)人間の死亡を医学的・法律的に証明する,(2)日本の死亡統計作成の資料となる。また次の二つの場合には死亡診断書ではなく死体検案書を交付する。(1)診療継続中の患者以外の者が死亡した場合,(2)診療継続中の患者が診療にかかわる疾病と関連しない原因により死亡した場合,である。…
※「死体検案書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新