楊井郷(読み)やぎいごう

日本歴史地名大系 「楊井郷」の解説

楊井郷
やぎいごう

和名抄所載の郷。同書東急本・元和古活字本に「也木井」の訓がある。平安時代中頃の武蔵国大里郡坪付(東京国立博物館蔵九条家本「延喜式」裏文書)に「楊井里拾壱町参佰参拾肆歩」がみえ、現熊谷市から江南こうなん町にわたる地域(日本地理志料)、熊谷市の大麻生おおあそうを中心とした一帯(大日本地名辞書)とする説などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む