楠井村(読み)くすいむら

日本歴史地名大系 「楠井村」の解説

楠井村
くすいむら

[現在地名]御坊市名田町楠井

上野うえの村の南に位置し、紀伊水道に面する。「四辻殿御記」(「民経記」所収)承元四年(一二一〇)四月二六日条に、上野王子参詣後「楠井王子」に参ったとあるが、楠井王子については不明。津井つい王子(現日高郡印南町)の誤りとも考えられる。慶長検地高目録によると村高一九六石余。「日高鑑」によれば、町数二一町四反余、家数三〇で内訳は半役三・四分役一八・無役六・庄屋一・年寄一・ありき一、人数一五七、牛八、馬一、舟三(廻船一・網舟二)、池四、御蔵一。「続風土記」では村高は二二九石余とあまりかわらないが、戸口は一七二軒、七七七人と急増。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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