楯に取る(読み)たてにとる

精選版 日本国語大辞典 「楯に取る」の意味・読み・例文・類語

たて【楯】 に 取(と)

  1. 防御物とする。比喩的にある物事理由にして、相手質問追及をかわしたり、また、自分を有利に導く手段・方法としたりする。いいわけにする。また、いいがかりにする。楯につく。
    1. [初出の実例]「問丸が帳かくすたそかれ〈其角〉 月の酒けふは若衆を楯にとる〈仙芝〉」(出典:俳諧・小弓俳諧集(1699))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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