日本歴史地名大系 「楯北村」の解説
楯北村
たてきたむら
- 山形県:寒河江市
- 楯北村
寒河江村が元和八年(一六二二)―同九年頃に分立してできた村で、寛文五年(一六六五)の稲荷明神(惣持寺)宛の朱印状(寛文朱印留)に村名がみえる。のち同じく分立した楯東村を併合した。中世には村の一部が寒河江庄
享保八年(一七二三)の寒河江本郷六ヵ村絵図(佐藤家蔵)によると、本郷六ヵ村(楯北・楯西・楯南・本楯・石川・君田町)のうち楯北・楯西・楯南の三村は旧寒河江城本丸を中心に、それぞれ北・西・南に分布する。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報