極楽寺遺跡（読み）ごくらくじいせき

日本歴史地名大系 「極楽寺遺跡」の解説

極楽寺遺跡
ごくらくじいせき

[現在地名]上市町極楽寺

上市川中流左岸の段丘上に位置する縄文時代前期初頭を主とする集落跡。標高一二〇メートル、現河床との比高三〇メートルの段丘縁辺に沿って東西一五〇メートル・南北八〇メートルに広がる。発見は大正末年頃で、当時から滑石製装飾品が採集できる遺跡として注目されていたが、昭和三八年（一九六三）の発掘調査で滑石や蝋石を用い状耳飾を主に環状・三角状・管玉状・勾玉状など各種の飾玉を製作していた玉作りムラであることが明確になった。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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