蝋石(読み)ロウセキ

デジタル大辞泉の解説

ろう‐せき〔ラフ‐〕【×蝋石】

緻密(ちみつ)な塊状で、蝋のような光沢と触感のある鉱物や岩石。耐火物の原料や紙の平滑剤などに用いる。多く葉蝋石を主成分とする鉱石を指すが、滑石カオリンなど似た外見をもつものも含めていうことがある。
石筆のこと。

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百科事典マイペディアの解説

蝋石【ろうせき】

なめらかで緻密(ちみつ)で,もろいアルミナ質の鉱物集合体(岩石)で,葉蝋石カオリン鉱物,絹雲母,ダイアスポアAl2O3・H2Oなどを主成分とする。色は淡緑,淡黄,灰白色などで,中性〜ケイ長質の火山岩中に塊状・脈状で産する。以前は石筆,印材に使用されたが,今日では耐火物,陶磁器,製紙用クレーなどに用いられる。日本での主産地は岡山県備前市三石。滑石も蝋石と俗称される。
→関連項目白土

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精選版 日本国語大辞典の解説

ろう‐せき ラフ‥【蝋石】

〘名〙 蝋状の感触を有する軟らかい緻密な岩石や鉱物の総称。白色または赤・紫・褐・青・緑色など淡色のものが多い。主成分はアルミニウムの含水珪酸塩。耐火物・陶磁器・石筆・洋紙の製造原料などに用いる。硬度一~一・五。
※洒落本・辰巳之園(1770)「ろう石を買なら、四日市より、親父橋の彌五郎が所で買ねエ」

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