榊原月堂(読み)さかきばら げつどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「榊原月堂」の解説

榊原月堂 さかきばら-げつどう

1798-1858 江戸時代後期の書家
寛政10年1月23日生まれ。幕臣で,駿河(するが)(静岡県)久能山東照宮の総門番をつとめる。草書を得意とした。江戸鉄砲洲(てつぽうず)の屋敷清暉(せいき)閣と称し,浅野長祚(ながよし),戸川安清(やすずみ)らと交遊。著名な儒学者の書をあつめて「儒林墨宝」を刊行した。安政5年9月29日死去。61歳。名は照成。字(あざな)は子成。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android