榑俣村(読み)くれまたむら

日本歴史地名大系 「榑俣村」の解説

榑俣村
くれまたむら

[現在地名]小原村榑俣

現小原村の東南端にあり、矢作川西岸沿いに位置する。百月どうづき平畑ひらはたを通る西岸せいがん道が通ずる。道沿いの桑園から縄文時代の石斧と土器が出土している。字中西なかにしに宝篋印塔二基と五輪塔五基が残る。また北側の山上に榑俣城の城塞跡が残る。鈴木家家臣古山某・池野某の居城と伝える(小原村誌)。天和元年(一六八一)伊保藩領、明治元年(一八六八)旗本一色清三郎領である。

明治九年の副業統計(小原村誌)では木挽三戸、紙漉二戸、炭焼二戸、川漁二戸がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む