様器(読み)ヨウキ

デジタル大辞泉 「様器」の意味・読み・例文・類語

よう‐き〔ヤウ‐〕【様器/×楊器】

規定どおりに作られた儀式用の食器
御机なる―を取り代へて」〈宇津保・蔵開上〉

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精選版 日本国語大辞典 「様器」の意味・読み・例文・類語

よう‐きヤウ‥【様器・楊器】

  1. 〘 名詞 〙 規定どおりの法量にしたがって作製された儀式用食器の総称
    1. [初出の実例]「そこに氷(ひ)召せば、小さく割りて蓮の葉に包みてやうきに据ゑて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)
    2. 「様器寸法、飯坏〈口径五寸五分〉、汁坏〈口五寸〉」(出典:類聚雑要抄(室町)一)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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