法量(読み)ホウリョウ

精選版 日本国語大辞典 「法量」の意味・読み・例文・類語

ほう‐りょう【法量】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] ( ホフリャウ ) 仏語
    1. 仏像の丈量。立高と坐高とがあり、髪際から測るのを慣習とし、その高さによって丈六・半丈六・等身などの称がある。〔運歩色葉(1548)〕
    2. 真理による思量。法によって思いはかること。
      1. [初出の実例]「兀兀地は仏量にあらず、法量にあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)坐禅箴)
  3. [ 二 ] ( ハフリャウ ) 道理分別。打消の語を伴って、もってのほかであること、また、程度のはなはだしいことをいう。
    1. [初出の実例]「何も五个年三个年流質物共取返之云々、無法量者也云々」(出典:大乗院寺社雑事記‐文明一二年(1480)九月二六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む