槽櫪(読み)そうれき

精選版 日本国語大辞典 「槽櫪」の意味・読み・例文・類語

そう‐れきサウ‥【槽櫪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「槽」「櫪」ともに、馬の飼料を入れるおけの意 ) 馬のかいばおけ。転じて、馬ごや。
    1. [初出の実例]「驥も伯楽に遇はざれば槽櫪の中に老ひ」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐馬援伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「槽櫪」の読み・字形・画数・意味

【槽櫪】そう(さう)れき

かいばおけ。〔後漢書、馬援伝〕今は歸老せん。に頭を低(た)れて、小兒曹と槽櫪を共にしてらひ、せて身を怨家のに側(すく)めんや。

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