デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋口種実」の解説 樋口種実 ひぐち-たねみ 1794-1864 江戸時代後期の国学者。寛政6年7月16日生まれ。家は日向(ひゅうが)(宮崎県)延岡の商家。武石道生(たけいし-みちお)の門にはいり,のち本居大平(もとおり-おおひら)にまなぶ。文久3年延岡藩の藩命で領内の神社を調査し,「高千穂庄神跡明細記」をあらわした。歌人としても知られ,「岡玉乃屋歌集」などがある。元治(げんじ)元年5月19日死去。71歳。通称は四郎左衛門。号は岡玉乃屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例