樋洗まし(読み)ひすまし

精選版 日本国語大辞典 「樋洗まし」の意味・読み・例文・類語

ひ‐すまし【樋洗・樋清・洗歪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 樋(ひ)を洗い清める者の意 ) 平安以降、禁中便所清掃などをする下級女性御厠人(みかわやうど)
    1. [初出の実例]「ひすまし六人、あをにのうへのきぬきて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)春日詣)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む