標準砂(読み)ひょうじゅんさ(その他表記)standard sand

岩石学辞典 「標準砂」の解説

標準砂

コンクリートの混合材として使用する標準的な規格に合致した砂.一般には,硬く耐久性があり,綺麗で粘土が付着しておらず粘土の塊もない砂である.鉄,黄鉄鉱,塩,石炭雲母頁岩葉理のある鉱物や剥げやすく伸びた粒子など,有害な鉱物が含まれてはならない[British Standard 812 : 1951, 1199 : 1955].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む