堆積(たいせき)物中で、他の地層と色、構成粒子、粒径などの違いで識別される地層の最小単位で、厚さ1センチメートル以下のものをラミナlamina(葉層)とよび、ラミナをつくる層状の配列を葉理とよぶ。なお、1センチメートル以上の厚さのものは単層とよばれ、単層をつくる層状の配列を層理とよんで区別する。ラミナは1ミリメートル程度の厚さのものがもっとも多く、葉理に沿って割れやすいことが多い。一般的な層理面と斜交する地層をクロスラミナcross lamina、その配列を斜交葉理とよび、平行なものを平行ラミナ、平行葉理とよぶ。代表的なものとして、泥岩中の細粒砂岩のラミナや、両者がリズミカルに薄互層するラミナイトlaminiteがあげられる。
[村田明広]
lamina
地層中で肉眼的に観察できる成層構造のうち最小のもの。ラミナ,葉層とも。葉理のなす平面または曲面が葉理面。粒径の大小,鉱物組成の違い,色の濃淡などにより識別され,断面では筋または縞のように見える。ベッドフォームの移動や,砕屑物を運搬する流れの物理的条件のわずかな変動で形成される。層理面に対して平行であるか斜交するかにより,平行葉理と斜交葉理に大別される。成因とは無関係に,堆積物の初生的な成層構造のうち,厚さ1cm以下のものを呼ぶこともある。
執筆者:久富 邦彦
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→ラミナ
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…地層を構成する最小の単位をなす面で,葉理ともいう。ラミナは,岩石を構成する粒子の大きさやその性質の違い,またはその配列状態の変化によって生ずるもので,物質的には変化する場合としない場合とがある。…
※「葉理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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