権に借る(読み)ケンニカル

デジタル大辞泉 「権に借る」の意味・読み・例文・類語

けん・る

権威としてたのむ。権力をかさにきる。
大勢おほぜいの子持ちを―・って、内の事は一葉ひとっぱも構はねえ」〈滑・浮世風呂・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 ケン

精選版 日本国語大辞典 「権に借る」の意味・読み・例文・類語

けん【権】=に[=を]=借(か)る[=冠(かぶ)る]

  1. 権威をたのむ。権力をかさにきる。
    1. [初出の実例]「Qenuo(ケンヲ) catte(カッテ) モノヲ ユウ」(出典日葡辞書(1603‐04))

権に借るの補助注記

「借って」の形から「買って」を類推した例として、歌舞伎の「天衣紛上野初花(河内山)‐五幕」の、「小石川から牛込かけ砂利に等しき旗本の小祿取りは二腰の、扶持方棒を権(ケン)かひ、町家へ出ては暴れまはり」がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む