権柄晴れて(読み)ケンペイハレテ

デジタル大辞泉 「権柄晴れて」の意味・読み・例文・類語

権柄けんぺいれて

天下晴れて。おおっぴらに。
二人が事を旦那訴訟、―念比ねんごろさする」〈浄・宵庚申

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精選版 日本国語大辞典 「権柄晴れて」の意味・読み・例文・類語

けんぺい【権柄】 晴(は)れて

  1. 天下晴れて。公然と。おおっぴらに。大威張りで。
    1. [初出の実例]「いとまが出ればあかの他人、娘は母に付さほう、けんぺいはれてやって見せう」(出典:浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑(1720)四)

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