日本歴史地名大系 「権現崎」の解説 権現崎ごんげんさき 愛知県:碧南市大浜村権現崎[現在地名]碧南市権現町旧大浜(おおはま)村の西南端の砂嘴、権現鼻(ごんげんはな)ともいう。むかし熊野(くまの)権現宮があったところからこの名がある。老松があり傘松とよばれ、漁師や廻船の目印ともなった。文政五年(一八二二)近くに常夜灯が立てられ、里謡に「一夜権現の灯籠の灯誰が毎夜ともすやら」と歌われた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報