横口類(読み)おうこうるい(その他表記)plagiostomi

精選版 日本国語大辞典 「横口類」の意味・読み・例文・類語

おうこう‐るいワウコウ‥【横口類】

  1. 〘 名詞 〙 軟骨魚類うち板鰓(ばんさい)類の別称であったが、現在ではほとんど用いられない。口が頭部下面に開いていることによる。かつての分類体系では、側口目(サメ類)、下裂目(エイ類)に分ける。〔生物学語彙(1884)〕

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関連語 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「横口類」の意味・わかりやすい解説

横口類
おうこうるい
plagiostomi

軟骨魚綱板鰓(ばんさい)類の別称。軟骨魚類のうち、ギンザメ類を除いたサメ類、エイ類を含めた分類学上の旧名で、現在は使われていない。口が頭部の腹側に位置して横に開くのでこの名がつけられた。

落合 明・尼岡邦夫 2015年3月19日]

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