新撰 芸能人物事典 明治~平成 「横山東六」の解説
横山 東六
ヨコヤマ トウロク
- 職業
- コメディアン
- 本名
- 横山 登二
- グループ名
- 旧グループ名=横山ホットブラザーズ(ヨコヤマホットブラザーズ)
- 生年月日
- 明治39年
- 出生地
- 愛媛県
- 経歴
- 愛媛の別子銅山で働いた後、大正の終わり頃に大阪に出る。のちサックス奏者として関西の交響楽団で演奏するなどの音楽活動を経て、無声映画の楽士に転身。吉本興業部(のちの吉本興業)に入った。昭和初期に音楽グループを結成し、地方興行などで活躍。昭和27年息子のアキラ、マコトに弟子を加えた4人で音楽ショーの横山ホットブラザーズを結成。アイデアマンとして知られ、鍋や釜、ほうきまでを楽器にして演奏。主に舞台で活躍し、“お邪魔しました”の名台詞などで人気を呼んだ。31年三男のセツオが加わり、自身は50年に引退。その後も弟子を連れて老人ホームを慰労して回った。
- 受賞
- 上方漫才大賞奨励賞(第6回)〔昭和46年〕
- 没年月日
- 昭和55年 11月6日 (1980年)
- 家族
- 長男=横山 アキラ(コメディアン),二男=横山 マコト(コメディアン),三男=横山 セツオ(コメディアン)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報