横風用滑走路(読み)よこかぜようかっそうろ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「横風用滑走路」の意味・わかりやすい解説

横風用滑走路
よこかぜようかっそうろ

空港の主滑走路に対して強い横風が吹くときに使用する滑走路。主滑走路はその土地卓越風方向につくられる。近年輸送機秒速 10m程度までの横風なら離着陸可能だが,安全のためには,なるべく風に正対する方向に離着陸することが望ましい。そのため主要空港では,主滑走路にほぼ直交,またはそれに近い方向に横風用滑走路が設けられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む