横風用滑走路(読み)よこかぜようかっそうろ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「横風用滑走路」の意味・わかりやすい解説

横風用滑走路
よこかぜようかっそうろ

空港の主滑走路に対して強い横風が吹くときに使用する滑走路。主滑走路はその土地卓越風方向につくられる。近年輸送機秒速 10m程度までの横風なら離着陸可能だが,安全のためには,なるべく風に正対する方向に離着陸することが望ましい。そのため主要空港では,主滑走路にほぼ直交,またはそれに近い方向に横風用滑走路が設けられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android