デジタル大辞泉
「横風」の意味・読み・例文・類語
おう‐ふう〔ワウ‐〕【横風】
[名・形動]偉そうに人を見くだす態度をとること。また、そのさま。大風。
「やに―な失敬な奴だと思ったが」〈漱石・坊っちゃん〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
おう‐ふう ワウ‥【横風】
※
実隆公記‐大永五年(1525)閏一一月一二日「近衛坂事種々横風有其聞」
よこしま‐かぜ【横風】
〘名〙 横なぐりに吹く風。暴風。
※
万葉(8C後)五・九〇四「思はぬに 横風
(よこしまかぜ)の にふふかに 覆ひ来ぬれば」
よこ‐かぜ【横風】
※木工権頭為忠百首(1136頃)雪「
玉だれをまなく靡かすよこ風の吹きしく雪やしとねなる
らん〈
藤原為忠〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報