樺巻(読み)かばまき

精選版 日本国語大辞典 「樺巻」の意味・読み・例文・類語

かば‐まき【樺巻】

  1. 〘 名詞 〙 矢羽上下や弓の鳥打(とりうち)、鞭の節目の上下を桜の表皮で巻くこと。また、その部分の称。紙巻
    1. [初出の実例]「比日右中将良通、為春日祭使発向。〈略〉御随身。〈略〉樺巻鞭」(出典玉葉和歌集‐治承二年(1178)一〇月二九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む