橋戸村(読み)はしどむら

日本歴史地名大系 「橋戸村」の解説

橋戸村
はしどむら

[現在地名]練馬区大泉町おおいずみまち一―六丁目

小榑こぐれ村の東、川越街道白子しらこ宿(現埼玉県和光市)南西に位置。白子川上流域にあたり、新座にいくら郡に属する。東と南は豊島郡土支田どしだ村、北は上白子村。慶長元年(一五九六)閏七月七日の書付(風土記稿)によれば「はしと」のうちが服部石見守に与えられている。田園簿に村名がみえ、伊賀衆領で田九〇石余・畑五九石余、ほかに野銭一貫三八六文(幕府領)があった。白子川流域のため、畑よりも田が多かった。元禄郷帳では高二八二石余。「風土記稿」では伊賀衆の給地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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