橋本宇一(読み)ハシモト ウイチ

20世紀日本人名事典 「橋本宇一」の解説

橋本 宇一
ハシモト ウイチ

昭和期の金属学者 長岡技術科学大学技術開発研究振興会理事長;元・科学技術庁金属材料技術研究所所長。



生年
明治30(1897)年7月4日

没年
昭和61(1986)年11月29日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京高等工業学校(現・東工大)〔大正8年〕卒,東北帝大物理学科中退

学位〔年〕
理学博士〔昭和12年〕

主な受賞名〔年〕
勲二等旭日重光章〔昭和43年〕,フランス冶金学会大賞〔昭和47年〕

経歴
昭和20年多賀高等専門学校教授、22年科学研究所研究員、31年科学技術庁金属材料技術研究所初代所長、工学院大学理事長などを歴任した。合金、ことにコバルト合金権威で、著書に「機械工学必携」「金属熱処理十講」「熔接部の検査」(以上共著)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本宇一」の解説

橋本宇一 はしもと-ういち

1897-1986 昭和時代の金属工学者。
明治30年7月4日生まれ。橋本竜伍の兄。東京高等工芸(現千葉大)教授をへて,多賀工専(現茨城大)校長などをつとめる。昭和31年科学技術庁金属材料技術研究所長。昭和61年11月29日死去。89歳。東京出身。東北帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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