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源英明 みなもとの ふさあきら

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

源英明 みなもとの-ふさあきら

?-939 平安時代中期の官吏,漢詩人。
斉世(ときよ)親王の第1王子。母は菅原道真の娘。宇多源氏。左近衛(さこんえの)中将,蔵人頭(くろうどのとう)。祖父宇多天皇の没後は不遇で,おなじく不遇の詩人橘在列(たちばなの-ありつら)と親交をむすぶ。作品は「本朝文粋(もんずい)」などにみえる。父の遺言により「慈覚大師伝」を完成した。天慶(てんぎょう)2年死去。

源英明 みなもとの-ひであきら

みなもとの-ふさあきら

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朝日日本歴史人物事典の解説

源英明

没年:天慶2(939)
生年:生年不詳
平安中期の官人で歌人,漢詩人。宇多天皇皇子の斉世親王と菅原道真の娘の子。賜姓源氏。延長4(926)年,父から執筆途中の『慈覚大師伝』をゆだねられ,父の死後これを完成させた。清書を小野道風に依頼したが,装丁のできないうちに死去。漢詩を得意とし「詩境には無限上手なり」と評された。一方,色好みで有名な「交野の少将」とあだ名されたこともある。法性寺(京都市東山区)での国忌の法会に,公卿にしか許されていない檳榔車に乗って参上,それを咎めた藤原朝成に対し,乗ってはいけない例を示してほしい,とやりこめた話も伝わる。『本朝文粋』に漢詩を収める。

(朧谷寿)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の源英明の言及

【交野少将】より

…平安中期の物語の主人公。《源氏物語》《落窪物語》では好色漢とされ,源英明に交野中将の称があったともいう。一方,《風葉和歌集》所見の〈交野物語〉は,中納言なる人物が交野の鷹狩りが縁で大領の娘と契るが,以後訪れないため娘は投身自殺をはかるという筋で,《今昔物語集》に伝える高藤伝説と似る。…

※「源英明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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