才識(読み)サイシキ

精選版 日本国語大辞典 「才識」の意味・読み・例文・類語

さい‐しき【才識・材識】

  1. 〘 名詞 〙 才知と識見。
    1. [初出の実例]「孝悌聞閭、材識堪幹」(出典続日本紀‐和銅五年(712)五月甲申)
    2. 「識量は才識ひろい方ぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)二)
    3. [その他の文献]〔宋史‐劉摯伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「才識」の読み・字形・画数・意味

【才識】さいしき

才能と識見。〔晋書、桓温伝〕惟だ謝安・王坦之、才智能、皆(えら)ばれて鑒(せいかん)に在り。

字通「才」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android