橘清子(読み)たちばなの せいし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘清子」の解説

橘清子 たちばなの-せいし

?-? 平安時代中期の女官
三条天皇乳母藤原道隆(みちたか)との間に好親と娘を,藤原道頼(みちより)との間に娘をもうける。寛弘(かんこう)8年(1011)三条天皇即位の際,褰帳命婦(けんちょうのみょうぶ)をつとめ,正三位にすすむ。天皇の死に際して号泣し悲嘆にくれたさまが「栄花物語」にみえる。通称は橘三位。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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