橘清子(読み)たちばなの せいし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘清子」の解説

橘清子 たちばなの-せいし

?-? 平安時代中期の女官
三条天皇乳母藤原道隆(みちたか)との間に好親と娘を,藤原道頼(みちより)との間に娘をもうける。寛弘(かんこう)8年(1011)三条天皇即位の際,褰帳命婦(けんちょうのみょうぶ)をつとめ,正三位にすすむ。天皇の死に際して号泣し悲嘆にくれたさまが「栄花物語」にみえる。通称は橘三位。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android