機外(読み)キガイ

精選版 日本国語大辞典 「機外」の意味・読み・例文・類語

き‐がい‥グヮイ【機外】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 航空機などの機体の外。
    1. [初出の実例]「機外の現実の時刻ともかかわりなしに、単に飛行時間の経過だけから割り出された朝飯で」(出典:月は東に(1970‐71)〈安岡章太郎〉一)
  3. ( 「機」は仏語で、縁に遇って発動する可能性を有するもの。素質能力の意 ) 素質、能力がないこと。
    1. [初出の実例]「独り独仙君に至っては機外の機を弄し過ぎて」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む