檀田村(読み)まゆみだむら

日本歴史地名大系 「檀田村」の解説

檀田村
まゆみだむら

[現在地名]長野市大字檀田

善光寺の東北、あさ川の扇状地にできた村落。東は稲田いなだ村・徳間とくま村と、西は上松うえまつ村と、南は宇木うき村・吉田よしだ村と、北は西条にしじよう村と境する。

天正七年(一五七九)諏訪社下社の下諏訪春宮造宮帳(諏訪大社上社文書)に、「若槻庄之内(中略)真弓田郷」とあって、中世は若月わかつき庄内に属した郷村であった。天正一〇年七月上杉景勝の将長沼城将島津忠直の領知するところとなった(「上杉景勝宛行状案」上杉年譜)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android