日本歴史地名大系 「檜木内川」の解説 檜木内川ひのきないがわ 秋田県:仙北郡西木村檜木内川北秋田郡と仙北郡の郡境をなす標高一〇〇〇メートルほどの山嶺に発し、奥羽山脈西側、出羽山地東側の水を集めて南流し、角館(かくのだて)町の南で玉(たま)川に合する。全長約四〇キロ。最上流の上檜木内(かみひのきない)以下十数集落が水系に属する。角館町の西にあたるため西(にし)川ともよばれ、杜父魚瀬(かじかせ)川の名もある。北家日記によれば延宝三年(一六七五)頃角館所預が「鵜遣」を観覧し、この頃から留川(禁猟区)とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報