檳榔子染(読み)びんろうじぞめ

精選版 日本国語大辞典 「檳榔子染」の意味・読み・例文・類語

びんろうじ‐ぞめビンラウ‥【檳榔子染】

  1. 〘 名詞 〙 檳榔子を煎じた汁で絹を染め、鉄漿(かね)を上にひいて赤みを帯びた暗黒色に染め上げること。また、その染め布。
    1. [初出の実例]「黒赤物、びんらうじ染、小太夫が首筋」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)三)
    2. 「檳榔子染の紋付に」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む