欣慕(読み)こんぼ

精選版 日本国語大辞典 「欣慕」の意味・読み・例文・類語

こん‐ぼ【欣慕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こん」は「欣」の呉音。「ごんぼ」とも ) よろこび慕うこと。
    1. [初出の実例]「修諸功徳の願により、至心発願のちかひにいりて、万善諸行の自善を廻向して、浄土を忻慕(ゴンボ)(〈注〉ネガフシタフココロ)せしむるなり」(出典浄土三経往生文類(1257))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「欣慕」の読み・字形・画数・意味

【欣慕】きんぼ

欣仰。〔史記、管晏伝論賛〕假令(もし)晏子にして在らば、余(われ)之れが爲に鞭を執る(御者となる)と雖も、欣するなり。

字通「欣」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android