御者(読み)ギョシャ

デジタル大辞泉 「御者」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐しゃ【御者/×馭者】

馬車前部に乗って馬を操り、馬車を走らせる人。
[類語]別当馬丁馬方馬子口取り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御者」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐しゃ【御者・馭者】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 馬を取り扱う人。馬丁。また、馬車の前部に乗って、馬をあやつり走らせる人。御人。
    1. [初出の実例]「車に乗には主人と御者が、左に方に乗て、執轡車をつかふぞ」(出典史記抄(1477)一七)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公二年〕
  2. [ 2 ] ( 馭者 ) 「ぎょしゃざ(馭者座)」の略。
    1. [初出の実例]「双子星もあれば馭者もある。冬の霜夜は星の群雄割拠だ」(出典:南蛮更紗(1924)〈新村出〉星夜讚美の女性歌人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android