欺騙(読み)ギヘン

デジタル大辞泉 「欺騙」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐へん【欺×騙】

[名](スル)《「きへん」とも》
あざむきだますこと。欺瞞ぎまん
狡猾こうかつく人を―し」〈織田訳・花柳春話
軍隊が敵をだますためにとる行動。「敵の偵察者を欺騙する」

き‐へん【×騙】

ぎへん(欺騙)

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精選版 日本国語大辞典 「欺騙」の意味・読み・例文・類語

き‐へん【欺騙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「き」は欺の漢音。「ぎへん」とも ) あざむきだますこと。欺瞞(ぎまん)。かたり。
    1. [初出の実例]「孌(れん)童名娼の席になれ、そのすぢ道にても、中々欺騙(キヘン)を受くるものにてなしとかや」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)一)

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