狡猾(読み)コウカツ

デジタル大辞泉 「狡猾」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「狡猾」の意味・読み・例文・類語

こう‐かつカウクヮツ【狡猾・狡黠カツ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) わるがしこくてずるいこと。また、そのさま。狡獪(こうかい)巧黠(こうかつ)
    1. [初出の実例]「狡黠姦邪、漸毒頡滑之流輩」(出典:惺窩文集(1627頃)続・序)
    2. 「渠の狡猾(カウクヮツ)は兼ね兼ね人に知れ渡って居る処から」(出典:糸くづ(1898)〈国木田独歩訳〉)
    3. [その他の文献]〔荀子‐非十二子〕

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普及版 字通 「狡猾」の読み・字形・画数・意味

【狡猾】こうかつ(かうくわつ)

わるがしこい。奸智多詐。〔左伝、昭二十六年〕我が一二の兄弟甥舅、天法に奬順し、狡猾を助くること無く、以て先王の命に從ひ、天罰(まね)くこと毋(な)くんば、~則ち願ふなり。

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