…茶事を前提とした場合,炉中(または風炉中)を下火(したび)の状態にして炭を置く手前は,前席(初座)で行われるのを初炭(しよずみ)と称し,後席(後座)で初炭の火勢が弱まったところへ新たに炭を補充するのが後炭(ごずみ∥のちずみ)である。そのほか現行では,〈夜咄(よばなし)〉の茶事の場合,最後に客を引き止める意味での,留炭(とめずみ)(止炭)がある。この三炭(さんたん)に,2通りの解釈があって,火種となる下火を一炭として数えるか,下火は数えずに,留炭ともに三炭とするかである。…
※「止炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...