枝炭(読み)エダズミ

デジタル大辞泉 「枝炭」の意味・読み・例文・類語

えだ‐ずみ【枝炭】

茶道で、ツツジクヌギ小枝を焼いて作った細い炭。火つきがよい。胡粉ごふんを塗ったものを白炭しろずみ、塗らないものを山色やまいろという。横山炭 冬》「―の白粉おしろいぬりて京に入る/一茶

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精選版 日本国語大辞典 「枝炭」の意味・読み・例文・類語

えだ‐ずみ【枝炭】

  1. 〘 名詞 〙 ツツジ、クヌギなどの小枝を用いてつくった炭。白炭(しろずみ)山色(やまいろ)二種があり、茶の湯で用いられる。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「枝炭をおこすや是もかへり花〈風鈴軒〉」(出典:俳諧・続山の井(1667)冬下)

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