正中腹壁ヘルニア(読み)せいちゅうふくへきへるにあ

家庭医学館 「正中腹壁ヘルニア」の解説

せいちゅうふくへきへるにあ【正中腹壁ヘルニア】

 臍(へそ)の上の正中線(せいちゅうせん)上にできるヘルニアで、左右の腹直筋(ふくちょくきん)の間の白線と呼ばれる腱膜(けんまく)の小さな孔(あな)からおもに大網(たいもう)が脱出しています。立つと目立ちますが、寝ると消えます。自然に治ることはありません。2~3歳ころ、美容意味手術を受けるとよいでしょう。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android