正善寺(読み)しようぜんじ

日本歴史地名大系 「正善寺」の解説

正善寺
しようぜんじ

[現在地名]宇部市大字小野

小野の大山おののおおやまにある。浄土真宗本願寺派で花林山と号し、本尊阿弥陀如来

「注進案」によれば開基は一如といい、天文一三年(一五四四)大内氏奉行人岡部六弥太の許可をうけて阿武瀬あぶせに領主財満越前守忠久の菩提所として禅宗寺院を創建したのに始まる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android