正妙寺町(読み)しようみようじまち

日本歴史地名大系 「正妙寺町」の解説

正妙寺町
しようみようじまち

[現在地名]熊本市新町四丁目

中職人なかしよくにん町の西側を南北に通る町筋で、西は高麗門こうらいもん町に接し、北は新細工しんさいく町、南は新鳥屋しんとりや町で区切られる武家町。通り東側に表口約一四間から一七間、奥入約一五、六間の武家屋敷四軒が並び、この形態は幕末までほとんど変わらなかった。明暦(一六五五―五八)頃には四屋敷のうち二屋敷は下屋敷で、元禄(一六八八―一七〇四)にはうち一つが新田支藩主細川采女正の御用屋敷にあてられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android