正常粒成長(読み)せいじょうりゅうせいちょう

最新 地学事典 「正常粒成長」の解説

せいじょうりゅうせいちょう
正常粒成長

normal grain growth

単相組織よりなる多結晶体において,結晶粒界エネルギーを駆動力として小さい結晶粒子縮小・消滅し,大きい結晶粒子が成長することにより,粒径分布曲線の形を保ちながら全体として時間とともに粗粒化していく過程。鉄鋼材などの金属で一般的にみられる粒成長過程であるが,珪質岩中の石英のように,分散相(副次鉱物)を含む岩石中の主相の粒成長でも起きる。少数の結晶粒子が他の大部分の粒子を消費して急激に成長する過程を異常粒成長と呼ぶ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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